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各地のダムに見学に行くともらえる「ダムカード」の人気が広がっている。カードを発行するダムも次々と増えており、今年8月に全国で500基(種類)に達した。当初はダム愛好家の間で知られるグッズだったが、現在ではカード目当てでダムへ行く人もいるという。国土交通省の担当者は「ダムは鉄道のようにいろいろな種類があり、完全に同じものは二つと存在しない。カードも集めがいがあるのではないか」と言う。
「ダムに行かないともらえない証しがほしい」。ダムカードは、愛好家のそんな声を耳にした国交省職員が企画した。「小さなパンフレット」の位置づけで、写真を大きくデザインし、「アーチ式コンクリートダム」といった型式や基本データなどが記載されている。国が管理するダムを中心に111基をカード化し、2007年から各ダム事務所などで配布が始まった。
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