連載

ウチのイチ推し

毎日新聞デジタルの「ウチのイチ推し」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

ウチのイチ推し

ちょっとぜいたくに 味わい深いお酒と音楽を楽しむひと時 「Classic Bar ~in Blue Rose vol.4~」

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
拡大

シリーズ第4弾開催。今回のテーマは〝シャンパン〟

フューチャー・ピーアール・アンド・メディア代表 永田全宏氏

 10月も後半になり、秋の夜長を実感する季節になりました。食欲の秋、芸術の秋といわれるこの季節、二つの感性を豊かにしてくれるイベントが「Classic Bar ~in Blue Rose vol.4~」です。

 

村治奏一(C)Satoshi Oono 拡大
村治奏一(C)Satoshi Oono
林美智子(C)Toru Hiraiwa 拡大
林美智子(C)Toru Hiraiwa

 2014年10月の第1回公演では、「ウイスキー」、第2回は「ワイン」(15年2月)、第3回は「カクテル」(同11月)をテーマに開催。それぞれのジャンルのお酒に関する歴史、知識などさまざまなエピソードを交えたトークライブとクラシック・コンサートの最前線で活躍する一流アーティストによるトークを交えた普段とはひと味違うカジュアルなクラシック・リサイタルを実現し、多くの皆様にお楽しみ頂きました。

 そして、今回シリーズ第4弾のテーマは「シャンパン」をセレクト。おしゃれに、そしてちょっとぜいたくなひと時を楽しむには、ぴったりの飲み物。この「シャンパン」をより身近に楽しむ秘訣(ひけつ)を、またシャンパンにとどまらないスパークリングワインの奥深い世界を、サントリーワインインターナショナルの久保 將(シニアワインアドバイザー=日本ソムリエ協会認定)を迎え、トークライブでお届けします。後半は、人気・実力ともに日本を代表するクラシック・アーティスト、村治奏一(ギター=26、27日出演)または林美智子(メゾソプラノ=28、29日出演)が登場し、カジュアルなクラシック・リサイタルをお愉(たの)しみいただきます。

 ゲスト奏者の村治奏一からは、「サントリーホール ブルーローズという美しいサロンに最適な、クラシックギターのさまざまな名曲をご用意いたしました。シャンパンの香りや微細な味わい、美しいゴールド色に、六弦が紡ぎ出す響きを重ね合わせ、秋の夜のぜいたくなひとときへ皆様を誘います。どうぞごゆっくりとお過ごしください」と。そして、林美智子からは、「いろいろな場所でお酒を頂く機会がございますが、シャンパンの中でも<クリスタル>には、味にも姿、形にも正に“きらめく美しさ”を感じました。私はチョコレートが大好きなので、甘い物にもさり気なく寄り添ってくれるシャンパンやスパークリング ワインは好きです。リサイタルでは、皆様と一緒にさまざまな言葉を通し心一つになれる瞬間を感じて頂ければ幸いです。どうかお楽しみに足を運ばれて下さいませ!」とメッセージを頂きました。

久保將 拡大
久保將

 深まる秋を、良いお酒、良い音楽と共に過ごしてみてはいかがでしょうか?


村治奏一さんコメント

1)この公演のコンセプトと出演依頼があった際の最初の印象をお聞かせください。

A:コンサート会場で音楽を聴く、ということは、ただ聴覚のみを刺激することではなく、視覚や触覚、嗅覚も用いて楽しむことだと常々感じています。爪で直接弦に振動を与えるギターという楽器は、その演奏法ゆえに非常に繊細な響きを生み出します。その音色から連想される味わいとしては、シャンパンは大変相性が良く、プログラムを考える上で非常に扱いやすいテーマだと感じました。

 

2)今回の公演で披露する楽曲を選ばれた理由をお聞かせください。

A:今回のテーマは「シャンパン」という事を伺い、まず思い浮かんだのは繊細な味わい、色み、炭酸の弾けるわずかな音といった、微細な感覚でした。そこから連想して、クラシックギターの繊細な音色をよりよく表現してくれる楽曲は何かと考え、思い浮かんだのは西村朗さんの《玉響》やJ.S.バッハの《プレリュードBWV998》、またS.マイヤーズの《カヴァティーナ》や昨年書かれたばかりの藤倉大さんの新作《チャンス・モンスーン》といった楽曲でした。

 現代音楽から映画音楽、バロック音楽と“メインディッシュ”となる品は決まりましたので、その間に僕自身が作曲・編曲した小品たち《虹》や《翼をください》など、普段の演奏会ではあまり弾いて来なかった楽曲を今回は取り上げてみました。 

 

3)ご自身の「シャンパン」、「スパークリングワイン」に関する体験談やお酒への印象があればコメント願います。

A:実は、赤ワインや日本酒はたまに家でものんだりするのですが、シャンパンはそれに比べるとあまり経験豊富というわけではありません。お酒はもともとそれほど強いほうではありませんが、一日の終わりに家で少したしなむ、というのみ方は大変好きです。これから演奏会までの間に、晩酌にはスパークリングワインをいただくようにして、経験豊かにしておきたいです(笑い)。

 

4)会場にご来場いただく皆様へのメッセージをお願いします。

A:サントリーホール ブルーローズという美しいサロンに最適な、クラシックギターのさまざまな名曲をご用意いたしました。シャンパンの香りや微細な味わい、美しいゴールド色に、六弦が紡ぎ出す響きを重ね合わせ、秋の夜のぜいたくなひとときへ皆様を誘います。どうぞごゆっくりとお過ごしください。

村治奏一


林美智子さんコメント 

1)この公演のコンセプトと出演依頼があった際の最初の印象をお聞かせください。

A:サントリーホール「ブルーローズ」での大人の時間……シャンパンとともに……。真っ先に泡立つシャンパンと素敵な空間が目に浮かび、心にしっとりと染み入る音楽が頭を過ぎりました!

 素敵な機会を有難うございます!

 

2)今回の公演で披露する楽曲を選ばれた理由をお聞かせください。

A:まず初めに皆様を「声の一夜」に誘うすてきなワルツ、サティより「あなたが欲しい」(ジュ・トゥ・ヴ)でお迎えさせて頂きます。

 そして今年は「武満 徹 没後20年」の特別な年でもあり、私がライフワークとして歌い続けている大切な彼の作品「Songs」を、ぜひ! 皆様にもっと慣れ親しんで頂きたく、前半に数曲すてきな曲を選ばせて頂きました。

 後半はシャンパンの香り漂うフランス、パリに魅せられた作曲家を中心に、オペラの名曲ビゼー「カルメン」より「ハバネラ」をはじめ、「愛」の歌曲を数曲。愛と一言でいってもそこにはさまざまな形があり、心情があり、心踊る愛の歌、官能的な愛の歌、心痛む悲しい愛の歌、と……。たくさんの愛を経験されてきたお客様にはどのシチュエーションも思いあたる思い出があるのでは?と感じる、それは美しい調べを厳選致しました。

 

3)ご自身の「シャンパン」、「スパークリングワイン」に関する体験談やお酒への印象があればコメント願います。 

A:お酒、弱いのです(笑い) 。1杯で真っ赤になります。

 とてもお酒に強い人?と思われる事が多いのですが、いつも介抱する方です(笑い)。

 でも、心許せる方とおいしいお食事をしながら、そのお料理にふさわしいお酒を頂くのが何よりの楽しみでもあります。

 何事も「人ありき」で、味も景色も感じ方も変わりますよね。そんな中でもシャンパンの持つ魅力というか、魔力?は最強だと感じています。お酒の王様です。

 いろいろな場所でお酒を頂く機会がございますが、シャンパンの中でも「クリスタル」には、味にも姿、形にも正に「きらめく美しさ」を感じました。

 それから私はチョコレートが大好きなので、甘い物にもさり気なく寄り添ってくれるシャンパンやスパークリングワインが好きですね。

 

4)会場にご来場いただく皆様へのメッセージをお願いします。

A:皆様には音楽、特に自分自身を楽器とする「声」の生の魅力を身近に感じて頂き、ライブでの演奏を通して、目に見えない魂のぬくもりをお持ち帰り頂けたらと願っております。

 そして歌には言葉が存在します。皆様と一緒にさまざまな言葉を通し心一つになれる瞬間を感じて頂ければ幸いです。どうかお楽しみに足を運ばれて下さいませ!

 会場でお目にかかれますのを心待ちにしております。

 心を込めて。

林美智子


公演データ

2016年10月26、27、28日=19:00/29日=14:00 サントリーホール ブルーローズ

出演:久保將(サントリーワインインターナショナル/シニアワインアドバイザー/第1部出演 解説)

村治奏一(ギター=26、27日出演)

林美智子(メゾソプラノ=28、29日出演)、秋場 敬浩(ピアノ=28、29日出演)

内容:

第1部<トークライブ>

おしゃれなシーンに欠かせない「シャンパン」をより身近にたのしむための秘訣(ひけつ)とスパークリングワインの奥深い世界をシニアワインアドバイザーの資格を有するサントリーワインインターナショナルの久保將を迎えお届けします。

第2部<クラシック・リサイタル&トーク>

実力派クラシック・アーティスト、村治奏一(ギター)、または林 美智子(メゾソプラノ)が登場。通常のリサイタルとは違ったカジュアルな雰囲気でクラシック音楽をお楽しみください。

 

演奏曲目:

26、27日:村治奏一(ギター)

西村 朗:玉響

J.S.バッハ:プレリュードとアレグロ BWV998

スタンリー・マイヤーズ:カヴァティーナ(映画「ディア・ハンター」)

アントニオ・カルロス・ジョビン:フェリシダーヂ(映画「黒いオルフェ」)

村治 奏一:虹

藤倉 大:Chance Monsoon

村井 邦彦(村治 奏一 編曲):翼をください

村治 奏一:コダマスケッチ

 

28、29日:林美智子(メゾソプラノ)、秋場敬浩(ピアノ)

サティ:ジュ・トゥ・ヴ

武満徹:小さな空(詞:武満徹)、小さな部屋で(詞:川路明)、うたうだけ(詞:谷川俊太郎)、三月のうた(詞:谷川俊太郎)、○と△の歌(詞:武満徹)、翼(詞:武満徹)

ビゼー:歌劇「カルメン」より“ハバネラ” 

ドリーブ:カディスの娘たち

アーン:我が詩に翼ありせば 

マスネ:エレジー

プーランク:おまえはこんな風なのだ 

ラフマニノフ:歌わないで、美しい人よ

サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」より“あなたの歌声に心は開く” 

 

料金:8000円(全席指定・税込み)

*料金には、シャンパン(ローラン・ペリエ)1杯、スパークリングワイン1杯、オードブルが含まれます。

*未成年者のご入場はお断りいたします。

*本公演は酒類のご提供がございます。ご来場には公共の交通機関をご利用ください。

*演奏曲目、曲順などが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

お問い合わせ:クラシック事務局 0570・012・666 (平日12:00~17:00)

オフィシャルHP:http://www.fujitv.co.jp/classic-bar/

あわせて読みたい