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現代デザイン考

エフォートレス 女性の体と心を解放する

 三つの「レス(less)」がファッションの世界を席巻して久しい。「シーズンレス」「ジェンダーレス」「エフォートレス」。1番目は「季節がない」、次は「性差がない」を意味する。つまり季節感や男女によるデザイン・素材の線引きが薄れ、おおざっぱに言えば「何でもアリ」が加速している。

 比較的耳新しいエフォートレスは、直訳すると「努力がいらない」。着てくつろげる、リラックス感がある装いを指す。女性用ならワイドパンツや長めのミモレ丈スカート、ロングカーディガンなどが代表的なアイテム。どれも体の線があらわにならず、活動的ながら優雅さも感じさせるデザインだ。

 あらゆる分野で多様化が進む現代は流行が見えづらい。筆者が潮目が動いたと感じたのは2014年春。パリコレクションのショーでシャネルやセリーヌといった有名ブランドが足元にスニーカーやスリッポンを採用した。カジュアルの代名詞のような靴をエレガントなスーツやドレスに合わせるのは少し前ならミスマッチだっただろうが、体の力を抜きたい現代女性には「朗報」だった。それから2年半、エフォートレスをテーマに雑誌が次…

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