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アイヌ遺骨

学者間で「流通」か 英独露、多様な「人種」収集 日本もネットワークの一部

小金井良精・帝大医科大教授が1900年にハンス・ウィルヒョウ・ベルリン大教授に宛てて送った遺骨提供への礼状=提供写真

 アイヌ民族の遺骨がドイツなど海外の研究機関に保管されている問題で、遺骨が研究者による「人骨流通ネットワーク」を通じ持ち出された可能性が浮上している。その実態解明は国外での収蔵先把握に不可欠で、専門家は研究者による調査の必要性を指摘している。【中西啓介】

 人骨流通ネットワークは近年、ドイツの研究者が存在を指摘するようになった。19世紀後半の人類学研究では、頭骨計測のため大量の遺骨が収集された。多様な「人種」の骨を集めるため、英独露などの研究者間で、国内や植民地で収集された先住民らの遺骨が交換された。遺骨の売買も行われたとみられる。

 ドイツには少なくとも17体のアイヌの遺骨が収蔵されている。日本国内でドイツ人が盗掘した物もあるが、…

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