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SUNDAY LIBRARY

小林 聡美・評『ねこはいに』『ひとたばの手紙から』

◆『ねこはいに』南伸坊・著(青林工藝舎/税抜き1000円)

◆『ひとたばの手紙から--戦火を見つめた俳人たち』宇多喜代子・著(角川ソフィア文庫/税抜き590円)

 時間に追われ、余裕のないときこそ、なぜか俳句が慰めになる。次の句会の宿題は「種採り」。種採りってなに?などと、意味のよく分からない季語を隙間(すきま)の時間に辞書で調べたり。そんなとき、慌ただしい時間の流れから束(つか)の間、別次元に身を置くことができるのだ。

 俳句は十七文字の文学というのが、なによりシンプルな体裁で気に入っている。多くを語らず、文字の向こう側に広がる世界を想像したり、感じてみたり。それは、なんともしみじみとした気持ちのよいものだ。

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