メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

SUNDAY LIBRARY

武田 砂鉄・評『泣くなら、ひとり』壇蜜・著

卑下を上回っていく 読み手を翻弄する言葉

◆『泣くなら、ひとり』壇蜜・著(文春文庫/税抜き660円)

 3冊目となる文庫書き下ろしの日記本だが、出る度に手にとっている。言葉が持つ殺傷力と除菌力を熟知している書き手が、絞り込んだ言葉で何かを刺したり追い払ったりする術(すべ)を定期的に堪能したくなるのだ。

 1日分の日記はおよそ半ページほどだが、時折、一文だけで済ます日がある。どことなく不穏だが、なぜか清々(すがすが)しさもある。

「『目を見れば分かる』『顔を見れば分かる』という人ほど目も顔も見てくれていない。」(2015/12/…

この記事は有料記事です。

残り656文字(全文918文字)

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら
おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 治安 半グレ、石垣島に進出 繁華街で悪質客引き、店舗を脅迫「つぶすってことだよね」  /沖縄

  2. 小中学校 進む熱中症対策 登下校時、プール…新たな課題も

  3. 116歳で世界最高齢の女性へ記念品 敬老の日に福岡知事

  4. 大坂なおみ選手「次は私に話してほしい」 日清アニメPR動画削除

  5. かべちょろ 「かべちょろ」の謎探る 北九州の博物館学芸員、都城出身・江頭さん 呼び方で日本初の学術的アンケート /宮崎

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです