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水説

ノーベル賞の美談?=中村秀明

 <sui-setsu>

 「もやもやした気持ちになる季節がやってきた」

 ノーベル賞の発表が相次ぐ時期を、そんな思いで迎えた人たちがいる。女性の研究者たちである。

 医学生理学賞を受けた大隅良典さんの記者会見を見た明治大学教授の藤田結子さん(社会学)も、その一人だ。

 「家庭のことはまったく見ないで、研究に没頭する。そういう姿を見て、彼女は一生懸命支えようとしていた」と語る大隅さんに、「まただ」とムッとした。しかし、会見の終わりごろ、同席した妻の万里子さんの女性研究者に向けた助言に胸が熱くなった。

 「私は若気の至りで早めに結婚してしまった。きちんと勉強していれば、その後の人生はかなり違ったと思う。私は勉強することを放棄してしまったので、若い女性はチャンスがあれば仕事をして、できれば自分の幸せを実らせてほしい」

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