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ベニズワイガニの水揚げ日本一を誇る境港(鳥取県境港市)で今月に入り、雌雄同体の個体と、本来の赤色ではない白っぽい個体が相次いで見つかった。県水産試験場の清家裕・海洋資源室長(45)は「いずれも発生のメカニズムは不明で、大変珍しい」と話している。
雌雄同体の個体は13日、市内の水産会社が購入したカニの中にいるのを見つけ、センターに連絡した。
甲羅の大きさが11センチ、重さは461グラムで、精巣と卵巣があった。外観は甲羅側から見て右半分が雄、左半分が雌の特徴がある。腹部の「ふんどし」と呼ばれる部位は、右が雄を示す三角形で、左は雌の半円形になっていた。爪も右側が大きい雄の形、左側は雌の形で小さかった。センターは標本にして展示するという。
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