- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

1965年に廃村した旧永源寺町茨川村の集落跡(滋賀県東近江市茨川町)を、最後の住民の案内で訪ねる「茨川廃村見学ツアー」が開かれた。草津市などから参加した13人が、村民が使っていた峠道約2キロを歩き、1時間半かけて到着。小学校の旧校舎や石垣だけが残る住居跡などを見学しながら、当時の生活に思いをはせた。
旧茨川村は室町時代に始まり、16世紀半ばから200年以上、銀の産地としてにぎわったとされる。しかし、銀山廃坑や林業衰退と共に過疎化が進行。1955年には村人口が9戸41人となり、65年に旧永源寺町立政所小茨川分校が閉校されると、最後の2戸9人が村を離れ廃村となった。
この記事は有料記事です。
残り332文字(全文617文字)