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全国高校駅伝

県大会 学法石川が男女V 2年ぶり、そろい踏み(その1) /福島

大会6連覇のフィニッシュを飾る学法石川の加藤広之選手=猪苗代町の町総合体育館「カメリーナ」前で

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 一斉にスタートを切る男子選手たち=猪苗代町の町総合体育館「カメリーナ」前で

 都大路への出場をかけた男子第61回・女子第34回県高校駅伝競走大会(県高校体育連盟、福島陸上競技協会、毎日新聞など主催)が26日、猪苗代町で開かれ、学法石川が2年ぶりに男女そろっての優勝を果たした。39チームが参加した男子(7区間=計42・195キロ)は、学法石川が7区中5区で区間賞の圧倒的な走りを見せ、6年連続8回目の優勝。21チームが参加した女子(5区間=計21・0975キロ)は2、3区で田村がリードしたものの、学法石川が終盤に追い上げ、16秒差で2年ぶり3回目の優勝を飾った。優勝チームは12月25日に京都で開かれる全国大会に、上位男女各5チームは11月10日に岩手県花巻市である東北大会に出場する。

 ◆男子

ぶっちぎりで6連覇

 学法石川が2位の田村に3分39秒差を付けて都大路への切符を手にした。1区から1度も首位を譲らず、王者の走りを見せつけた。

 9時20分。号砲とともに39チームが一斉に走り出す中、スタート地点からわずか約200メートルで遠藤日向選手(3年)が先頭に躍り出た。3年連続の県大会出場で、2位に56秒の差をつけてたすきをつないだ。もう後続が見えないほどだった。

 2区の横田俊吾選手(1年)は「遠藤さんが引き離してくれたので安心して走れた」と初の高校駅伝を走りきり、1分36秒差をつけて3区の半沢黎斗選手(2年)に、水色のたすきを託した。

 半沢選手は、昨年の5区に続いて2回目の出場。レース後に「強い向かい風で、本来の走りができなかった」と振り返ったものの、相手との差を、さらに2分43秒に広げた。

 「いくらきつくても笑顔で走りきる」。続く芳賀宏太郎選手(2年)は、そう胸に決めてスタートを切った。5区で待っているのは1年生の櫛田佳希選手。たすきを渡すときには、「楽に行け」と笑顔で背中を力強くたたいて後輩を励ました。

 櫛田選手は、初の県大会出場に「緊張した」というものの、県総合体育大会で5000メートル2位だった田村の佐久間裕己選手(2年)を相手に、粘り強い走りを見せ、7秒しか差を詰めさせなかった。

 6区は、遠藤拓海選手(3年)。「都大路出場」などチームメート全員の思いが書かれたたすきに、遠藤選手が書いたのは「レースの流れをつくる」。その言葉通り、2位との差をさらに31秒広げる力走を見せて、アンカーの加藤広之選手(2年)につないだ。

 加藤選手は、ラスト2キロの地点で向かい風に苦しむ。だが、沿道からレースに出られなかったチームメートの声援を受けて「力が湧いた」。最後は右手を力強く突き上げてフィニッシュテープを切った。待ち構えていた選手たちは、加藤選手に駆け寄って、力いっぱい胴上げし、満面の笑みで優勝を喜んだ。【高井瞳】

練習も先頭、仲間に刺激 遠藤日向選手・学法石川3年

 学法石川のエースで「花の1区」を任された遠藤日向(ひゅうが)選手(3年)は2位の日大東北を56秒引き離し、チームの6連覇に貢献した。

 1年生から主力として期待され、過去2回の県大会では、ともに区間賞。今年はチームメートを育て、引っ張る存在にもなった。

 今春、主力選手が卒業して新チームになると、選手の多くはまだ力不足で、都大路で全国の強豪と互角に戦える力はなかった。

 練習の質を少しでも高めようと、ランニングの練習では、常に先頭を走り、仲間に刺激を与えた。松田和宏監督も「遠藤はチームを引っ張ってくれる存在」と評価する。

 この日は、強風の中で1区を走り抜き、個人として3年連続の区間賞に輝いた。だが、2分以上の差をつけたかったといい、「エースとしての走りが全くできなかった」とストイックな一面を見せた。

 都大路では、過去最高順位の7位より上を目指している。「『日向がいれば大丈夫』と安心してもらえるような選手になりたい」と意気込みを語った。【高井瞳】

けが克服し区間賞

 ○…学法石川の遠藤拓海選手(3年)はけがを乗り越え、6区で力走を見せた。7月に右足のすねを疲労骨折。卒業後は、就職し、陸上から離れるつもりだ。それだけに「絶対、大会には出たい」と、足に負担のかからない上半身の筋力トレーニングなどを続け、体力を維持してきた。走れるようになったのは9月。「けがが再発するかもしれない」との怖さもあったが、見事に走り抜いて区間賞に輝いた。

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