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経済観測

民主主義の試練=宮本アジア研究所代表・元駐中国大使 宮本雄二

 民主主義がきしんでいる。社会に蓄積される不満を上手に吸収できていないことが原因のようだ。基本は、収入の減少であり、社会の格差の拡大であり、相対的な社会的地位の低下にあるらしい。その結果、ポピュリズムやナショナリズムの挑戦を受けている。情緒的、非理性的な「世論」が増えてきているのだ。さらに民主主義と表裏一体の関係にある自由主義的な市場経済に対する信認も低下している。パフォーマンスが落ちているからだ。先進諸国の民主主義は、現代の新たな挑戦を克服できるのか。その真価が改めて問われている。

 先進諸国型の政治経済モデルに挑戦する明確な意思を持つのが中国だ。「中国の特色ある」社会主義を実現す…

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