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日本で患者が増えている前立腺がんや精巣腫瘍など男性特有のがんへの理解を広げようと、オーストラリア発祥の啓発イベントが11~12月に国内で初めて開かれる。発案した兵庫県宝塚市の武内務さん(68)は「手術は困難」と医師に言われた前立腺がんを乗り越え、情報発信を続けている。「乳がん啓発で定着したピンクリボン運動のように、男性のがんの啓発として定着させたい」と話す。
前立腺がんは、国立がん研究センターの今年の新規がん患者数予測で、男性の部位別トップ。9万2600人がかかるとされ、女性トップの乳がん(9万人)を上回る。早期発見などが進んで死亡するリスクは低いため、社会復帰している経験者が多いのも特徴だ。
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