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伊勢の船頭がロシアの女帝とお茶? 11月1日はその記念日

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11月1日は「紅茶の日」です。 寛政3(1791)年に伊勢国の船頭だった 大黒屋光太夫がロシアのサンクトペテルブルクで 皇帝エカテリーナ2世に会った日なんです。 記録はありませんが、お茶会に招かれて 紅茶を飲んだだろうということで、 1983年に日本紅茶教会が制定しました。 日本の船頭さんが、どうしてロシアの女帝と お茶会なんてするのでしょうか? 天明2(1782)年、江戸に向けて出帆したのですが、 駿河沖で遭難し漂流してしまったのです。 1792年に帰国して将軍家斉にも 会っていろいろ聞かれたそうです。
しかしその時に紅茶が日本に伝わったのではなく、 紅茶が日本に初めて輸入されたのはもう少し後でした。 明治20(1887)年に英国から初めて輸入されたのです。 ところでお茶といえば英国のイメージがありますが、 英国はお茶の産地なのでしょうか? 実は、原産地は現在の中国南部の辺りで、 欧州には17世紀にオランダが持ち込んだそうです。 ちなみに当時は緑茶でした。 紅茶もウーロン茶も同じ「チャ」の葉ですが、 葉を摘んだ後、発酵させるかさせないかで 変わってきます。 緑茶の場合、茶摘みの後、蒸す→もむ→乾燥、 こうして出来上がった不発酵茶です。 ウーロン茶は、茶摘みの後、 菱洞(しおれさせること)→ 揺青(こすり合わせること)→ 煎る→もむ→ほぐす→乾燥、 こうして出来上がった半発酵茶です。 紅茶は茶摘みの後、菱洞→ もむ→ほぐす→発酵→ 乾燥させた完全発酵茶です。 英国で最初にお茶が売られた時は 「万病に効く東洋の秘薬」でした。 そして1662年にポルトガルの王女 カサリンが英国のチャールズ2世と結婚して…
貴重なお茶に貴重な砂糖を入れて 飲みました。この喫茶の習慣が 貴族社会で広がり、徐々に紅茶が 主流になっていきました。 産業革命後、中産階級もお茶を楽しむようになって、 植民地だったインドやセイロン(現スリランカ)に 茶栽培を導入。英国東インド会社が輸入を独占し、 「紅茶は英国」のイメージになったのでしょう。 今飲んでいるのは「アールグレイ」というブランドで、 アール(伯爵)が好んだことにちなんだものです。 「セイロン」などの茶葉のベルガモットオイルの香りを 付けたものですね。 また「オレンジペコー」とは、オレンジ色の 芯芽を含むことが名前の由来で、茶葉の 大きさと外観の等級を指します。 他にもディップ、ペコー、ペコー・スーチョン、 スーチョンと呼ばれるものもあります。
「ダージリン」「アッサム」などは産地の名前ですね。 おいしい紅茶の入れ方は、 1.ポットとカップにお湯を注ぎ温めておく 2.人数分の茶葉をポットに入れる(1人分は2~3g) 3.沸騰したての湯を注ぎふたをして蒸らす (細かい茶葉は2分半~3分、大きい茶葉は3~4分) 4.ポットの中をさじで軽く混ぜてから注ぐ ポイントは、空気を多く含むくみたての 水道水を用意することです。 硬水より軟水がよいでしょう。 また、緑茶用の急須を使うのもOKです。 しかし鉄瓶は避けましょう。

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