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全国高校駅伝

県予選(その1) 男子、中越が圧巻のV2 /新潟

2連覇を果たし、Vサインでゴールする中越の佐藤選手=弥彦村で

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一斉に走り出す選手ら=弥彦村で

 都大路への出場権を懸けた男子第67回、女子第31回県高校駅伝競走大会(県高体連など主催、毎日新聞社など後援)が28日、弥彦村で開かれた。

 男子は7区間全てで区間賞を取る圧巻の走りを見せた中越が、2000年に同校が出した大会記録を1分近く上回る2時間9分20秒の大会新記録で、2年連続13回目の優勝を果たした。女子は1区から4区まで十日町が首位を走っていたが、新潟産大付のアンカー、マーシャ・ベロニカ選手(1年)=ケニア出身=が区間新の走りで一気に逆転し、初優勝を果たした。両校は、12月25日に京都市で開かれる全国高校駅伝競走大会に出場する。

 また男女の上位3チームは、11月20日に福井県で開かれる北信越大会に出場。今年は都大路への出場枠はなく、北信越地区での実力を競う。【後藤結有、南茂芽育】

 ◆男子

区間賞を独占

 男子は中越が大会記録を16年ぶりに更新する2時間9分20秒の好記録で、2位の関根学園に5分18秒の大差をつけ、堂々の2連覇を果たした。

 中越はエース級が集まる1区で、横山徹選手(3年)が30分22秒の区間新記録をたたき出すと、5区・布川理稀雄選手(同)も区間新記録を出すなど、2区以降も連続区間賞で独走。2位以下を突き放し、圧倒的な強さを見せつけた。

 2年ぶりの都大路出場を狙った関根学園は、1区、2区で出遅れたものの、6位でたすきを受け取った3区・木島隼也選手(同)が順位を三つ上げる力走。さらに4~7区を走った2年生4人が踏ん張り、2位で走り抜けたが、中越の背中は捉えられなかった。

 開志国際は1区・佐藤直也選手(同)が区間3位と好スタートを切り、2区、3区では2位に浮上。だが4区で順位を落とし、そのまま昨年と同じ3位でゴールした。三条は1区で出遅れ、その後徐々に順位を上げたが、7位に終わった。

県最高に33秒及ばず

 中越の今年の目標は、2000年の北信越大会で同校が記録した県最高記録・2時間8分47秒を上回る2時間7分台での記録更新。「敵は自分たち自身」と言い聞かせ、大会に臨んだ。

 レースを作ったのは1区・横山選手。中学3年時にはジュニアオリンピック男子3000メートルで入賞経験もある選手だったが、中越入学後はけがに苦しんでいた。「今日は自分が引っ張る」と心に決め、スタートから300メートル付近で首位に躍り出ると、一気に駆け抜けて区間新を記録。先輩からたすきを受け取った根建開我選手(1年)も快走し、たすきは3~5区の昨年の都大路経験者3人へ。その後も2位との差は広がる一方で、文字通りの圧勝だった。

 だが、県最高記録には33秒及ばず。笑顔でゴールテープを切ったアンカーの佐藤拓人選手(2年)はゴール後、真剣な表情に変わった。「まだもう一踏ん張りできた。都大路まで一日一日を大切にし、一分一秒でも速く走る」

まだ北信越大会がある

 ○…「また中越に勝てなかった」。関根学園で唯一、一昨年の都大路を経験した石黒大晴主将(3年)は肩を落とした。昨年は4位で涙をのみ、高校生活最後の今年、打倒・中越を目標に練習に励んできた。だが1区を任された主将は、スタート直後から前に出た中越の横山選手を意識し過ぎてしまい、ペースを崩して区間5位。「踏ん張れなかった」と唇をかんだ。「まだ北信越大会がある。次こそ勝ちたい」。最後の機会に雪辱を期す。


区間賞

1区=横山徹(中越)  30分22秒

2区=根建開我(同)   9分 5秒

3区=原沢一徳(同)  25分12秒

4区=小野塚玄(同)  25分22秒

5区=布川理稀雄(同)  8分45秒

6区=鈴木康平(同)  15分10秒

7区=佐藤拓人(同)  15分24秒

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