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米大統領選

「選挙人制」 州の独自性、尊重 「総取り式」弊害も

民主、共和の支持基盤の推移

 11月8日に迫った米大統領選は「選挙人制」という投票制度で行われる。米国の成り立ちと関わりが深いこの制度を通じて、米大統領選の歴史を振り返る。【山本太一】

 英国との独立戦争に勝利した米国で1787年、合衆国憲法が制定された。指導者たちの議論が紛糾したのが、大統領の選び方だ。建国理念の民主主義に基づき、国民の総意を反映する一般投票で選ぶべきだという意見がある一方、当時は一般国民の識字率が低く、適切な人物を選ぶことができない、という考えも根強かった。

 米大統領選に詳しい越智(おち)道雄・明治大名誉教授(米国文化摩擦)は「苦肉の策として採用されたのが選挙人制なのです」という。まず、国民による一般投票で、州ごとに有識者から「選挙人」を選ぶ。次に、選挙人による投票で大統領を決める--という2段階方式とすることで決着。一般投票前に、選挙人たちがどの大統領候補に投票するかを誓約しておけば、国民の意思も間接的に反映されることになる。

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