清涼飲料業界

自販機サービス拡大 コンビニに対抗

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サントリー食品インターナショナルの「健康」をテーマにしたオフィス向け自販機。ポイントがたまると、特定保健用食品のお茶やコーラと交換できる=同社提供
サントリー食品インターナショナルの「健康」をテーマにしたオフィス向け自販機。ポイントがたまると、特定保健用食品のお茶やコーラと交換できる=同社提供

 清涼飲料メーカーがスマートフォンアプリと連動した自動販売機のサービス拡充に力を入れている。コンビニエンスストアなどに客が流れるなか、原材料を表示して増加する訪日外国人を取り込んだり、ポイント付与で顧客を囲い込んだりして集客力を高めるのが狙いだ。【浜中慎哉】

 専用アプリをダウンロードしたスマホで自販機に展示された商品を撮影すると、英語や中国語などで原材料を表示するサービスを展開するのが、ポッカサッポロフード&ビバレッジだ。日本の自販機はジュース、コーヒー、水まで種類が豊富なうえ、コーヒーだけでも無糖や砂糖入りなど選択肢も多様で訪日外国人に人気だ。ただ、「宗教上の理由などで原材料を気にする外国人が多い」(同社)とサービスを思いついた。7月にサービスを開始し、これまでに対応自販機を全国で300台設置。2020年の東京五輪に向け、訪日客のさらなる増加が見込めるため、同社は「今後も対応を強化する」(広報)方針だ。

 日本コカ・コーラグループは「15本買うと1本無料」というサービスを展開。スマホを自販機にかざし購入すると、1本につき1スタンプが付与される。決済機能のあるスマホに加え、現金でも購入でき、15スタンプたまると自販機で商品と交換できる。4月から対応自販機の導入を始め、今年末までに全国で14万台を設置する計画。担当者は「評判は良く、普及に力を入れたい」と意気込む。

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