2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の整備を進める日本スポーツ振興センター(JSC)は28日、内装のイメージを公開した。折り紙やあんどんなど日本らしさを演出しており、デザインをした建築家の隈研吾氏は「日本独特の緻密なディテール(細部)、匠(たくみ)の技を見せたかった」と話した。
VIP(来賓)用の入り口には天井部分に「折り紙天井」と呼ばれる、山折りと谷折りが連続する独特の形状を取り入れたほか、和紙模様の壁紙を使う。ラウンジは光が差し込む窓側に障子、壁にも格子を用いて和の要素をふんだんに盛り込んだ。さらに国賓など要人の入り口の天井には、板を少しずつずらして重ね張りする「大和張り」の手法を採用。観客らの通路や広場にもあんどんを模した照明を備えた。
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