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漫画で解説

クロマニョン人って?の巻

心を持ち壁画を描く 現代人と同じホモ・サピエンスの一種

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ギョロ星人によると、虎鉄はクロマニョン人と同じだそうです……。 そもそもクロマニョン人とはどんな人種なのでしょうか? クロマニョン人とは現代人と同じホモ・サピエンス、 つまり新人の一種のことです。 頭骨が現代人とそっくりなのです。 1868年、フランスのラスコー洞窟から約10キロ離れたクロマニョン岩陰で発掘された男性の頭骨から名付けられました。 約4万年前に南東方向から欧州に入ってきたと言われています。 ちなみに約2万年前、クロマニョン人がラスコー洞窟で描いたと言われている牛のような壁画があります。 新人とは何でしょうか?
新人は人類進化の最終段階です。 ラテン語でホモは「人」、サピエンスは「賢明な」という意味です。 現代人に共通する祖先は約20万年前、アフリカで新人に進化し、約5万年前以降世界中に散らばったと考えられています。 クロマニョン人が活動したのは約4万5000~1万5000年前の後期旧石器時代です。 特徴としては、頭蓋骨の脳容量が増えた点です。 原人の脳容量は780~1230ccに対し、新人の脳容量は1430~1480cc。 大脳新皮質が発達したのです。 つまり心が現れたということになります。 また額の面積が広く、後頭部の突出が少なく、鼻から顎にかけてほぼ垂直に切り立っているのも特徴です。
彼らは器用で芸術的センスを持っていました。 石や動物の角を利用し狩猟用にさまざまなやりの先を制作したり、毛皮の加工をしたりしました。 糸を通す穴を開けた骨製の縫い針もあり、機能的な服を作れるようにもなりました。 ラスコーの壁画は精製した土から作った絵の具で彩色し、石器で彫刻刀のように線を彫り込む技法が使われています。 動物の脂に火をつける石製のランプで、洞窟の闇を照らして描きました。 貝殻や動物の歯、象牙製のビーズやペンダントなどアクセサリー類も大量に見つかっています。 また複雑な言語が使えたので、石器などの技術や獲物に関する情報交換能力にも優れていました。
日本の「縄文人」も新人です。 実に1万年以上をかけて、アフリカからいくつかの経路で日本列島までやってきました。 ホモ・サピエンスが日本列島にやってきた経路としては三つあると考えられています。 北海道ルートは2万5000年前に陸路、 対馬ルートは3万8000年前、 沖縄ルートは3万年前にそれぞれ海路でやってきました。 日本人の祖先は世界的に見てもかなり早い時期に航海に成功したとされています。 ところでギョロ星人は、一体どんな生物から進化したのでしょうか? ギョロ星人は自分の変装が完璧だと思っているようですが…。

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