熊本地震

念願の自宅、あと一歩 益城の87歳、修理の完了待ち避難所から待機所へ

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
避難所の職員に付き添われて避難所を後にする藤田光子さん(左)=熊本県益城町の町総合体育館で、柿崎誠撮影
避難所の職員に付き添われて避難所を後にする藤田光子さん(左)=熊本県益城町の町総合体育館で、柿崎誠撮影

 熊本県益城(ましき)町の総合体育館に設置されていた町最後の避難所が閉鎖された。同町寺迫の藤田光子さん(87)は、4カ月以上付き添った長女の福田文子さん(65)とそれぞれ体育館を後にした。大きく損壊した自宅は修理中で、しばらく待機所に身を寄せることになるが、藤田さんは「この半年、大変なことばかりだった。自宅に戻るまでもう少しの辛抱」と前を向く。【福岡賢正】

 藤田さんは4月14日夜、独り暮らしの自宅玄関で前震に襲われ、棚の下敷きになった。右肩を骨折し、ガラスが頭に刺さるなどの大けがをした。「このまま1人で死んでいく……」と思いながら気を失ったが、やがて意識が戻り、妹家族が住む隣家に大声で助けを求め、救出された。

この記事は有料記事です。

残り487文字(全文795文字)

あわせて読みたい

注目の特集