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学校とわたし

音楽と先生に背中押され=ロックミュージシャン・中村一義さん

中村一義さん

 小さい頃はやんちゃでした。両親の仲が悪くて、当時飼っていた犬と一緒に犬小屋で寝ていたからか、野生児のようでした。幼稚園で友達の腕をかんじゃったり。先生によく「いいかげんにしなさい」って怒られたけど、「『いいかげん』が分からないからこうなんだよなあ」って思っていました(笑い)。

 小学5年ぐらいの時に両親の離婚話が持ち上がって、家に帰ってもごはんがない状況になりました。「何か恵んでもらえるかも」と思って門柱に座っていたら、隣のおばちゃんが煮物を持って来てくれたりして。そんな時、テレビの深夜番組でブルーハーツを初めて見て、衝撃を受けました。歌謡曲の歌詞は意味が分からなかったけど、ブルーハーツの「人にやさしく」とかはすーっと入ってきて。自分の境遇にはまったんでしょうね。小学校は良い思い出がなくて「中学校に行きさえすれば」と思いながら、学校の非常階段で聴いていました。

 私立の中学校に進んで、祖父母と一緒に暮らすようになって、全てが変わりました。中学校は遊び場でしたね。授業中にみんなで紙飛行機を飛ばしたら、先生に「おまえら紙飛行機づくりのプロになるのか」って怒られて、全員「なります!」って返事したり(笑い)。いつも終電間際まで居残りさせられたけど、それも楽しみに変えていましたね。学校には友達をつくりに行ったんだと思っています。

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