私の職業は精神科医だが、家族や友人といるときは、ほとんど仕事のことを忘れている。というより、病院を離れると自動的に頭が切り替わる習慣がついているようで、昔の級友との食事会などで突然、「夫がうつ病でこの薬を飲んでいるんだけど」などと相談されても、すぐにその薬が思い出せないことさえある。「え、あなたプロなんでしょ」とあきれられるが、自分としてはそうやって完璧に仕事のことを忘れる時間は、ストレスを減らすためにも必要なのだと考えている。
一方、亡くなった私の父親は自宅に隣接した小さな産婦人科医院の院長で、大げさに言えば24時間、仕事か…
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