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氷見市地域おこし協力隊・稲垣信志さん

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特産の「稲積梅」の摘み取り体験をした参加者たち=富山県氷見市で2016年6月19日
特産の「稲積梅」の摘み取り体験をした参加者たち=富山県氷見市で2016年6月19日

里山再生・田舎暮らしを自ら実践

 土木工事の施工管理者として、2004年に日本海側最大の斜長橋の建設工事に従事するため東京から富山県に移住。もともと自然が好きだったが、富山市八尾の限界集落・大長谷地区を知り、自然豊かな里山とそこに暮らす人々の生活の知恵が土木に通じるものがたくさんあり感銘を受けた。

 初めは年2回程度だった大長谷地区への訪問が、5年ほどたつ頃には、里山の人の良さや炭焼きやかんじきづくりなど昔から伝わる民工芸品の技、山菜やキノコの郷土料理にひかれ毎週末に通うようになった。10年前には想像もできなかった方向転換だ。

 通い始めた当初は大長谷地区に訪れる人はまばらで都市住民同士のつながりも薄かった。09年にNPO法人大長谷村づくり協議会が、都市住民のリピーターがもっと訪れやすくするために「ながたん農援隊」を立ち上げ、その事務責任者になった。その結果、当初年間100人にも満たなかった都市農村交流の参加者が14年には3000人を超えた。

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