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過酷な引き揚げ、幼い目線で 戦争体験、静岡の望月さん 長女・泉さんが児童書に /静岡

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旧満州からの引き揚げ体験をもとに児童書を書いた望月泉さん(右)と母の郁江さん=静岡市葵区松野で
旧満州からの引き揚げ体験をもとに児童書を書いた望月泉さん(右)と母の郁江さん=静岡市葵区松野で

 終戦翌年の1946年に旧満州(現中国東北部)から静岡に引き揚げた、10歳と6歳の姉弟の苦難の道のりを描いた児童書「お母ちゃんとの約束」が出版された。静岡市葵区の望月郁江さん(80)の実体験を基に長女の泉さん(50)=米国在住=が執筆し、郁江さんが挿絵を描いた。2人は「体験を語り継いで平和の大切さを訴えたい」と話している。

 郁江さんは静岡市で生まれ、43年、先に渡航していた設計技師の父ら家族を追って満州国(当時)の通化市に渡った。終戦後は生活が苦しくなり、46年9月、郁江さん(当時10歳)と弟(同6歳)の2人は、病床の母を看護する父や幼い妹を残して先に日本へ引き揚げることになった。

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