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昭和の学校給食で人気だった通称「ソフトめん」が姿を消しつつある。うどんでもスパゲティでもない白い麺を、ミートソースなどに絡めて食べた人も多いのでは? このまま「遺産」になってしまうのだろうか。【庄司哲也】
米飯に押され、製造業者減 / 都内、今年度から提供中止
東京都台東区のレストラン「給食当番」では、郷愁を感じさせるメニューが並ぶ。その中にあるのは、ソフトめんのミートソース味(680円)やカレーシチュー味(同)。久保田昌也店長(37)は「50歳前後のお客様が『懐かしい』と言って注文する。ソフトめんは、揚げパンと並んで絶対に外すことができない人気メニュー」と力を込める。50歳前後の「アラフィフ世代」を夢中にさせるソフトめんとはどのようなものなのだろうか。
全国製麺協同組合連合会によると、正式名称は「ソフトスパゲティ式めん」で、牛乳に合うように1960年代に作られた。中華麺やうどんのように汁がある麺では牛乳には合わない。そこでパン用の全粒粉を原料にした麺を開発。麺をソースに絡めるメニューを提供した。
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