福島の子

食生活で被ばく低減 原発事故前からヨウ素摂取

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 東京電力福島第1原発事故の影響について、福島県などに住む18歳未満の子ども4410人を調査した結果、大部分の子どもが甲状腺がんの危険性を減らすのに十分な量のヨウ素を食品から摂取していたとする研究成果を、ひらた中央病院(同県)などのチームが米専門誌「サイロイド」に発表した。昆布などを多く取る日ごろの食生活により、事故時にも甲状腺被ばくを低く抑えられたのではないかとみている。

 ヨウ素は昆布やワカメ、ノリなどの海藻に多く含まれ、甲状腺が出すホルモンの材料になる。必要量を取っていると、甲状腺は満たされた状態となるため、事故で生じた放射性ヨウ素が体内に入っても、あふれて尿などに排出される。

この記事は有料記事です。

残り401文字(全文695文字)

あわせて読みたい

注目の特集