宣教師シドッチ

遺骨で顔復元…江戸時代、新井白石も見た

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江戸時代のイタリア人宣教師、シドッチの復顔像=東京都台東区の国立科学博物館で2016年11月8日午後2時40分、森田剛史撮影
江戸時代のイタリア人宣教師、シドッチの復顔像=東京都台東区の国立科学博物館で2016年11月8日午後2時40分、森田剛史撮影

国立科学博物館が公開

 江戸時代のキリスト教徒らの収容施設、切支丹屋敷の跡地(東京都文京区)から見つかったイタリア人宣教師、ジョバンニ・バチスタ・シドッチ(1668~1714年)の遺骨を基に、国立科学博物館が顔を細部まで再現した頭像を作って8日、公開した。篠田謙一・人類研究部長は「『教科書に載っている人』を科学の力で眼前にできた。新井白石はこの顔を見たのだと、生身の人間同士の交わした会話に考えを巡らしてほしい」と語った。

 シドッチは禁教下の日本に入国して捕らえられ、幕閣の実力者だった白石から尋問を受けるなどした後、獄死した。遺骨は2014年7月に見つかり今年4月、同区が発表した。DNAの分析で、現代イタリア人と最もよく似ていることが判明。文献資料などと照らし合わせ、シドッチと確定した。復顔は同区が依頼していた。

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