ネット家電

高まる不正プログラム感染の危険性

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ランサムウェア(身代金詐取プログラム)の画面=トレンドマイクロ提供
ランサムウェア(身代金詐取プログラム)の画面=トレンドマイクロ提供

 テレビやゲーム端末、プリンターなどインターネットに接続する家電の増加に伴い、これらの機器が不正プログラムに感染する危険性が高まっている。ネットセキュリティー大手のトレンドマイクロによると、ネットに接続するテレビの画面をロックして「身代金」を要求する「ランサムウェア(『身代金』詐取プログラム)」が急増しているほか、家庭用ルーター(ネット回線を中継する機器)に感染する機能を持った不正プログラムも確認されている。実際の感染規模は明らかにしていないが、同社は、ネット接続家電の普及で今後被害が増えることが予想されるとして注意を呼びかけている。

 同社によると、ネット視聴が可能なテレビに感染する恐れのあるランサムウェア「Flocker」の日本語版が今年3月に初めて見つかり、同7~9月に約3万5000件検出された。ルーターの設定を書き換える不正プログラム「JITON」は2015年末に初めて確認され、今年1~3月の3カ月の検出数が約1万7000件だった。このほかの身近な機器では、アプリで操作するスピーカーが、同社の実験で音量を遠隔操作できるこ…

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