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奈良・労災事故

死者3人は派遣労働者 「訓練で防げた」

廃棄物リサイクル会社「I・T・O」の入り口=奈良市で2016年9月6日、郡悠介撮影

 廃棄物リサイクル会社「I・T・O」(奈良市)の2工場で今夏の約1カ月間に死亡労災事故が3件相次いだ問題で、作業中に死亡した3人はいずれも派遣労働者だったことが奈良労働局などへの取材で分かった。2012年に同社工場で重傷を負った元派遣労働者が「一度も安全教育を受けなかった」と訴訟を起こしていたことも新たに判明。奈良県警は安全管理が不十分だった可能性もあるとみて調べている。

 「I・T・O」を巡っては、8月2日に吉野工場(奈良県大淀町)で男性(67)が木材チップを運ぶベルトコンベヤーに体を挟まれて死亡。同20日には南庄工場(奈良市)で男性(56)が後退してきたショベルカーと停止中のトラックに挟まれ、9月5日には廃材の破砕機に男性(45)が巻き込まれていずれも死亡した。他に11年にも南庄工場で破砕機による死亡事故が起きている。

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