歌舞伎

石川五右衛門 海老蔵見参 奇想天外ストーリー、ド迫力演出 博多座

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 <日曜カルチャー>

 11月の博多座は花形歌舞伎「石川五右衛門」(樹林(きばやし)伸作、川崎哲男・松岡亮脚本、藤間勘十郎演出・振り付け)。主役の大盗賊には市川海老蔵。エンターテインメント性を前面に出し、歌舞伎初心者にも訴えかける。

 豊臣秀吉(市川右近)が天下人として君臨した時代。五右衛門(海老蔵)の父親は実は秀吉という設定で話は進み出す。当の五右衛門はその事実を知らないまま、秀吉の側室、お茶々(片岡孝太郎)と恋仲になる。お茶々をさらい、敵役として五右衛門の前に立ちはだかるのが、中国のハダ女真(じょしん)族の長、ワンハン(中村獅童)。五右衛門はお茶々を救うために大陸へ渡る……。マンガ『金田一少年の事件簿』などの原作者である樹林らしい、意表を突く展開が待っている。

 記者は3日午後4時半の公演を観劇した。客席は満員。いつもの歌舞伎公演より、若い女性の姿が目立った。

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