歌舞伎

吉例顔見世大歌舞伎 舞台ぶり大きい芝翫=評・小玉祥子

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 芝翫(しかん)襲名披露の2カ月目。昼夜に襲名演目がある。

 夜の「盛綱陣屋」が芝翫の盛綱。初役だが舞台ぶりが大きく、甥(おい)の小四郎(左近)と弟高綱への情愛が感じられた。母微妙(みみょう)(秀太郎)への甘えたしぐさも程がよい。幸四郎の和田が力強く、秀太郎が孫への思いをこまやかに見せる。時蔵の篝火(かがりび)は気丈さの中に小四郎への親心をにじませた。扇雀の早瀬。

 昼の襲名演目は芝翫の親獅子と、橋之助、福之助、歌之助の仔(こ)獅子の「祝勢揃壽連獅子(せいぞろいことぶきれんじし)」。4人が息の合った動きをみせ、壮観だ。

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