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AV問題

北朝鮮が出演強要を非難「腐って病んだ社会」

 北朝鮮の公式発表を通じて情勢分析をしている報道機関・ラヂオプレス(RP)によると、同国営の朝鮮中央通信は13日、日本のアダルトビデオ(AV)出演強要問題などに関する論評を配信し、「日本こそ最も非人間的な社会、腐って病んだ社会だということを(強要問題が)余すところなく実証している」と非難した。

 同通信のウェブサイトに掲載された論評のタイトルは「色情犯罪のいけにえとしてしおれていく日本の女性と子供たち」。AVへの出演強要や未成年・児童に対する性犯罪などの問題を取り上げ、日本では「金銭万能、弱肉強食の生存法則が乱舞している」と強調した。

 さらに、「あらゆる社会悪がまん延する日本で、毎年2万編の各種色情編集物(映像作品)が製作されて人々の健全な思想意識をまひさせ、腐敗堕落の道へと容赦なく後押しする一種の『麻薬』として、犯罪集団のための金もうけの手段として利用されている」「特に色情映画産業が繁盛して同国の多くの女性と子供がそのいけにえへと転落している」などと指摘した。

 日本のAVを巡っては今年3月、特定非営利活動法人(NPO)「ヒューマンライツ・ナウ」が「脅されてAV出演を余儀なくされる事例が後を絶たず、著しい人権被害だ」などとする調査報告書を公表。その後、所属女優を有害業務に派遣したとして労働者派遣法違反容疑で大手AVプロダクションが摘発され、元社長らが罰金刑を受けたほか、大手メーカーの社長や出演者ら52人が「キャンプ場でAV撮影をした」として書類送検(後に全員が不起訴処分)されるなどし、業界を揺るがしている。

 ただ、いずれのケースも強要行為そのものが法的に問題となったわけではなく、同通信の論評は「歯ぎしりするような犯罪行為を敢行した者らを法的に処罰していないだけではなく、有罪が確定した場合も適当な罰金刑によって処理している」と日本政府の姿勢も批判した。【AV問題取材班】

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