メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

赤い服で表現する強い罪悪感と悲しみ

 ペドロ・アルモドバルの新作。アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「オール・アバウト・マイ・マザー」や脚本賞の「トーク・トゥ・ハー」など、世界映画の尖端(せんたん)に立つオリジナルな作品を発表してきたスペインの監督です。

 初期の「神経衰弱ぎりぎりの女たち」を思い出していただければおわかりのように、アルモドバルは、女性を描くのが上手な監督。溝口健二と並べて評価する人もいるくらいです。近ごろはスタイルを変え、思い切りスタイリッシュなホラー「私が、生きる肌」とか、ブラックなコメディー「アイム・ソー・エキサイテッド!」とか、これまでと違うジャンルに手を出してきましたが、今回は女性の姿を表現することに力を注いだ、ストレートなドラマ。アルモドバルが昔に戻ったような、親しみやすい作品です。

 映画は、マドリードのアパートで荷造りをする女性の姿から始まります。そこに男が立ち寄り、荷造りはでき…

この記事は有料記事です。

残り1209文字(全文1617文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. WEB CARTOP 男子が乗るとドン引かれる!  あまりに見た目がカワイすぎるクルマ5選
  2. トランプ米大統領 「安倍首相がノーベル平和賞に推薦」「最も美しい手紙」
  3. コトバ解説 「フクロウ」と「ミミズク」の違い
  4. ORICON NEWS 元AKB48・高城亜樹&J1サガン鳥栖・DF高橋祐治が結婚発表「明るく穏やかな家庭を」
  5. 堺市長「赤字」パーティーも 自身も疑問視の政治資金問題 収拾つかず

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです