熊本地震

益城町にバリアフリー仮設 浴室、トイレゆったり 使用者「今後の被災地域へも」 /熊本

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トイレに実際に座って使い勝手を確かめる松川さん。左側の洗面台は車椅子のまま使用できるよう工夫されている
トイレに実際に座って使い勝手を確かめる松川さん。左側の洗面台は車椅子のまま使用できるよう工夫されている

 「今後、災害が起きた場合、こうしたバリアフリー住宅を一般の仮設団地に一定の割合で整備してほしい」。益城町福富に14日に完成した全国初のバリアフリーの長屋型仮設住宅。視察した車椅子の使用者からはそんな声が次々にあがった。【福岡賢正】

 バリアフリー仮設は2DKで、広さは標準の仮設住宅の2DKの1・25倍の37・5平方メートルあり、扉も通常より20センチ広い80センチの引き戸で、段差が全くない。トイレや浴室は介助者のスペースも確保され、調理台や洗面台は車椅子のまま使用できるよう下部に空間がある。室内には多数手すりが設けられ、スイッチ類も通常より30センチほど低い場所にあるなど、随所に工夫が凝らされている。

 「車椅子使用者は通常の仮設住宅で生活できない」との声を受けて、県はスロープなどを設けた改良型の仮設住宅を5市町村7団地に28戸整備。さらに重い障害を持つ人も暮らせるように益城町で建設を進めてきた。

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