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’16秋/2 政権の暴走、許さない 土山秀夫さん(91)

原爆資料館に展示されている平和宣言の前に立ち、反戦への思いを語る土山さん=長崎市で2016年11月7日、津村豊和撮影

 今年8月9日、元長崎大学長の土山秀夫さん(91)は、長崎市内の自宅でテレビの前にひとり座り、田上富久市長が平和祈念式典で読み上げる平和宣言を聴いていた。25年務めた宣言の起草委員を今春、高齢を理由に辞退して迎えた初めての「原爆の日」だった。

 「物足りなかったですね」。後日、宣言の感想を尋ねると、そう答えが返ってきた。昨年の宣言で「慎重な審議」を求めた安全保障関連法への言及が全くなかったからだ。「自らの判断で委員を辞めたので」と言葉を選びながら続けた。「昨年の言葉を言いっ放しにしないためにも、ひと言、『憂慮』や『危惧』を入れてもよかったんじゃないか」

 安倍晋三首相が集団的自衛権の行使容認を目指していた2年前、土山さんは起草委員会で「被爆地から(政権…

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