名古屋城

「危険」看板、専門家の評価割れる

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名古屋城の耐震性能が不足していることを示す看板を見る観光客=名古屋市中区で2016年11月18日午前9時38分、木葉健二撮影
名古屋城の耐震性能が不足していることを示す看板を見る観光客=名古屋市中区で2016年11月18日午前9時38分、木葉健二撮影

 観光名所の名古屋城天守閣について「震度6強の地震で倒壊の危険性が高い」と記した看板が18日、名古屋市によって城内3カ所に設置された。耐震性能不足が指摘される中、河村たかし市長は天守閣の木造復元事業が決まるまでの応急策と位置付けているが、安全性の確保を来場者に丸投げした形の異例の対応。専門家の評価は「ぎりぎりの選択」「行政の責任逃れ」と分かれている。【三上剛輝、山口朋辰】

 この日、平日にもかかわらず、名古屋城は来場者でにぎわっていた。地震発生時の避難を呼び掛ける看板の前を素通りした金沢市の会社員、飯田麻友さん(24)は「イベント告知の別の看板に目が行って気付かなかった。Is値(構造耐震指標)? 意味が分からない」。看板の説明をじっくり読んでいた前橋市の大学生、飯倉豪さん(21)は「心づもりができる。もっと早く設置すればよかったのでは」と述べた。

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