連載をフォロー スマ町物語 69/現実編 2016年11月25日 09時52分(最終更新 11月25日 09時52分) 恋愛・結婚 ライフ ライフスタイル 大輔さんから週末のお誘い 一応応援してくれてるみたいだけど…? [PR] 善蔵「きょ…今日はどういったご用件で…」(また殴られるのか…?) 大輔「何って…、三好さんがオレに相談があると聞いて立ち寄ったのですが。千鶴にプロポーズするそうですね?」 紅葉『心強い助っ人を呼んでおいたよ! がんばってね 紅葉』 善蔵(あ、赤松さ~ん!!) 大輔「お連れしたい所があるので、週末、空けといてくださいね」 善蔵「?」 大輔「プロポーズなら婚約指輪ですからね。友人の店を紹介します。なかなかセンスが良いんですよ」 善蔵「ほぉー…。あ…ありがとうございます。こういう所、僕だけじゃちょっと…」 大輔「フッ。だと思いましたよ」 女性客「2人ともイケメンねー」 男性客「ほー」 店員「あっ…男性カップル様でしたら…こちらが、今、人気のデザインで…」 善蔵・大輔「違う!!」 店員「失礼致しました! 婚約指輪ならこちらなどいかがでしょうか!」 善蔵「うーん…。どんなデザインがいいのか…」 大輔「ふむ…。千鶴はあまりアクセサリーをしませんからね。これなんて仕事中もつけられそうで良いんじゃないですか?」 善蔵(ぎょっ) 善蔵「こっ、こっちの方はどうかな? ははっ」 善蔵(ゆ…指輪ってこんなに高いものなの!?) 大輔「給料3カ月分が相場らしいですよ?」 善蔵(給料…3カ月分ー!!) 善蔵「あっ、あの…、また来ます…」 大輔「他にも紹介できる店はあるので、またいつでも連絡してください」 大輔「お財布とよく相談してね…」 善蔵(ガーン) 善蔵「うぅ…。貧乏なのをからかわれたんだろうけど、現実を教えてくれたことには感謝しないと…。頑張ってもこれでは…。指輪なしでプロポーズしちゃうとか…、いやいや、そんなの、カッコ悪いー!!」 響「ホワッツハプン?」 文字サイズ 印刷 連載をフォロー スマ町物語 前の記事 68/女子会編 次の記事 70/プライス編 関連記事 68/女子会編 67/継承編 66/相違編 65/到着編