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漆黒を照らす

/28 急増外国人に日本社会の「壁」 不当な扱い、見過ごせない /大阪

韓国人排斥を訴えるヘイトスピーチ。最近参加者は激減している=JR鶴橋駅前で2013年3月、アジアプレスの石丸次郎さん撮影

 大阪市内に小さな事務所を構え、韓国、北朝鮮、中国などと行き来して報道の仕事をしている。一緒に働いているスタッフは、ほとんどがこれらの国から来た外国人だ。

 彼らが来日すると、まず私がしなければならないのは住居を探すこと。これが難儀で、「ハズカシイ」仕事なのだ。不動産屋を回って物件を見つけても、「家主が外国人不可なんですよ」と言われることが度々あるのだ。差別だ、不当だと抗議しても、「不動産屋として差別しているわけではない」と言われる場合が多い。新たに同僚となる人たちは、入国早々に日本社会の「壁」に直面するわけで、まことに申し訳なく恥ずかしい。在日外国人の間では、「日本には入居差別がある」というのは常識になっていると言っていい。

 今年来日した外国人数は、10月末時点で初めて2000万人を超えた。大阪府には、昨年716万人が訪れている。勤め先近くの天神橋筋商店街には数年前から外国人客がとみに増え、タコ焼きを食べながら街を歩く姿もすっかり日常の光景となった。外国人が大勢関西を訪れてくれるのはうれしいのだが、旅行者との摩擦も増え、「壁」が顔を見せ始めている。

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