長野県北部の地震2年

白馬村の神社 ゲームのモデルPR

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長野県北部の地震で倒壊した社殿が撤去され、鳥居を残すだけとなった城嶺神社の跡地=同県白馬村神城で2016年11月21日午前10時39分、稲垣衆史撮影
長野県北部の地震で倒壊した社殿が撤去され、鳥居を残すだけとなった城嶺神社の跡地=同県白馬村神城で2016年11月21日午前10時39分、稲垣衆史撮影

倒壊の城嶺神社「再建に寄付を」

 2014年11月に震度6弱を観測した長野県北部の地震で、倒壊した同県白馬村の城嶺(じょうみね)神社の移設・再建計画が地元で進んでいる。22日で地震発生から2年となる中、住民らはコミュニティー維持に神社の再建が必要と判断。資金繰りがネックだが、同神社がパソコンゲームなどで人気のシリーズ「東方プロジェクト」に登場する神社のモデルであることをPRし、多くの人が訪れる神社として来年秋の復興を目指す。

 神社は堀之内地区にあり、年5回の祭りで住民の絆を深めるなど、地域コミュニティーの核として欠かせない場所だった。しかし、2年前の地震とその後の積雪で倒壊し、鳥居を残すだけになった。

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