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治勲「ソフトは強いところと弱いところがあり人間味感じた」
二十五世本因坊治勲(趙治勲九段)と国産囲碁ソフト「DeepZenGo」が対局、1勝1敗で迎えた第2回囲碁電王戦三番勝負第3局は23日、東京・市ケ谷の日本棋院で打たれ、治勲が167手で黒番中押し勝ちし、2勝1敗で勝ち越した。ハンディなしでソフトと棋士が国内で初めて対局したが、トップ棋士が貫禄を示した。
世界トップ棋士級の実力を示した米グーグル傘下の人工知能(AI)開発企業のソフト「アルファ碁」超えを目標に、国内のソフト開発者や東大のAI研究者らが参加するプロジェクトが今年3月に発足。同ソフトは急成長したが、「深層学習」の効果がはっきり出た序盤の強さに比べ、さまざまな機能を併用し打つ手を判断しなければならない中終盤では逆転を許し、課題を残した格好だ。一方、第2局では勝利し、短期間でトップ棋士と互…
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