ナラ枯れ

被害広がる 宮古や山田、大槌でも 林業や生態系影響も 県、新手法で防止へ /岩手

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 ミズナラやコナラなどが枯れる「ナラ枯れ」の被害が、県内で広がっている。一関市と大船渡市、釜石市で2011年から被害が続いているが、今年は宮古市と山田町、大槌町でも確認された。ナラ枯れの木は、葉が赤茶けた色に変わるなど景観が損なわれるほか、林業や生態系への影響も懸念される。県などは、新たな手法も取り入れて被害の拡大を防ごうとしている。

 林野庁によると、ナラ枯れは害虫「カシノナガキクイムシ」(約5ミリ、黒褐色)が運ぶ病原菌「ナラ菌」により、木の細胞が死ぬことで起こる流行病。害虫が幹の中に入り込むと感染し、水を吸い上げる機能が失われて、立ち枯れする。1980年代後半から日本海側を中心に被害が相次ぎ、近年では太平洋側にも広がっている。

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