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シンポジウム

災害時の外国人支援考える 平時の交流や連携、重要 避難所の役割、訓練の周知も /群馬

「外国人住民とともに築く災害に強いまちづくり」をテーマに、課題や具体策を話し合う登壇者たち=太田市浜町の市役所南庁舎で

 災害時の外国人支援を考える「多文化共生防災シンポジウム」(県、太田市主催)が26日、太田市であった。講演と討論を通し、日ごろからの交流や連携の重要性がクローズアップされた。行政職員や外国人相談員、防災士、外国籍住民ら約90人が熱心に耳を傾けた。【尾崎修二】

 多くの被災地で外国人支援に携わってきたNPO法人「多文化共生マネージャー全国協議会」(大阪市)代表理事の田村太郎さんが基調講演した。田村さんは熊本地震で外国人向け避難所や相談所を運営した「熊本市国際交流振興事業団」の取り組みを紹介。校区ごとの国籍別外国人数を共有するなど市との事前の取り決めが奏功したと指摘し、行政や外国人支援団体、防災組織などが平時から連携し、仕組みづくりを進める重要性を訴えた。

 また、災害時の外国人支援は単なる「翻訳情報の提供」でないことも強調。「海外旅行中に被災して避難所で過ごしていた時に、日本語通訳者に会えたらどんな気持ちになるか想像して」と語り、被災して不安な外国人と直接コミュニケーションを取ることが大切だと説明した。

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