福岡事件

来年70年 講演会や篠笛演奏 再審運動へ思い新た 玉名 /熊本

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横笛の第一人者、鯉沼さん(左)と金子さんによる「いのちの調べ篠笛献曲コンサート」は参加者の心を打った
横笛の第一人者、鯉沼さん(左)と金子さんによる「いのちの調べ篠笛献曲コンサート」は参加者の心を打った

 太平洋戦争後の混乱期に日本人と中国人の2人が殺された「福岡事件」で、無実を訴えながら死刑執行された西武雄元死刑囚の再審運動開始から今年で55年となり、来年が事件から70年を迎えるにあたり、運動継続への思いを新たにする講演会や篠笛(しのぶえ)コンサートが27日、玉名市立願寺の生命山シュバイツァー寺であった。

 再審運動に生涯をささげた同寺の僧侶、故古川泰龍さんと30年来の付き合いがあり、西元死刑囚へ献曲をしてきた横笛の第一人者、鯉沼廣行さんと金子由美子さんによる「いのちの調べ篠笛献曲コンサート」では「荒城の月」や「リンゴ追分」など9曲が披露された。鯉沼さんは「泰龍さんが『笛ほど悲しみが伝わる音はない』と言っていたことを思い出す。この音色が泰龍さんにも届いたと思う」と話した。

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