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県内の百貨店でお歳暮商戦が本格化している。9月末には柏駅東口のシンボル的存在だったそごう柏店(柏市)が43年の歴史に幕を下ろし、三越千葉店(千葉市中央区)も来年3月の撤退を控える中、各店舗が生き残りをかけて既存顧客の維持や新規需要の発掘に工夫を凝らしている。【石井遥】
■撤退後も
そごう柏店は、お歳暮の注文を受け付ける「お歳暮ギフトご配送承り会」をスカイプラザ8階で来月11日まで開催している。従来のカタログ送付も継続し、定着していた顧客をつなぎとめたい考えだ。同店の担当者によると、顧客からは「お歳暮(の受け付け)があって安心した」「千葉店までは行けないので助かる」「これからも頑張ってほしい」といった応援の声が相次いでいるという。
三越千葉店も撤退後は、お中元とお歳暮を受け付ける特設会場を設ける予定といい、担当者は「来年以降も、今までと変わらず利用してもらいたい」と話している。
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