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【ソウル米村耕一、大貫智子】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は29日、親友の国政介入事件を受けて国民向け談話を発表し、2018年2月の任期満了前の辞任を受け入れる意向を表明した。与野党が退任に向けた日程と手続きを定めることが条件だが、任期途中で大統領を辞任することになれば1987年の民主化以降初めてとなる。
事件を巡る朴氏の談話発表は3回目。朴氏は混乱を招いたことを謝罪したうえで「大統領職の任期短縮を含む進退問題を国会の決定に委ねる」と表明。「与野党で議論し、国政の混乱と空白を最小化して安定的に政権を移譲する方策を策定してくれれば、その日程と法の手続きに従い大統領職から退く」と述べた。
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