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パナソニックは12月1日から、自社製のすべての発光ダイオード(LED)電球に5年間の品質保証を設け、期間内の故障は無償交換する。冷蔵庫や洗濯機など家電製品に一定年限の保証が付くのは一般的だが、消耗品として扱われている電球に5年もの長期保証を付けるのは業界で初めて。LED電球は約4万時間という長寿命が売りだが、価格の高さなどが壁となって、白熱電球からの置き換えが進んでいない。市場占有率(シェア)首位のパナソニックは、LEDへの買い替えを促すとともに、品質のよさをアピールして競争でさらに優位に立つ狙いがある。
LED電球は、1日約6時間の使用で約20年間使えるとされ、白熱電球に比べ寿命が長く省エネ性に優れる。生活家電大手のアイリスオーヤマ(仙台市)が1年保証をしているが、パナソニックは5年以内に故障する率は低いと判断し、通常使用していて点灯しなくなるなど明らかに故障と分かる場合は無償交換に応じることにした。保証書やレシートがあれば、量販店や系列電器店で購入から5年間、無償交換に応じる。もし書類がなくて…
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