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美術

柳幸典「ワンダリング・ポジション」 軽快に時代先取り=評・永田晶子

 未来を映す鏡のように、美術は時代を先取りできるのだろうか。現代美術家、柳幸典(1959年生まれ)の関東圏では初の大規模個展を見て驚きを感じた。

 横浜・BankArt Studio NYK全館を使い、ほぼ年代順に創作をたどる。冒頭の「アーティクル9」は94年に発表し、再制作したインスタレーション。ネオン文字の憲法第9条が文節に分解され、バラバラに置かれている。その光景は文言への熟考を促すようにも、“解体”の予言とも受け取れる。

 90年代、世界的評価を確定したのが複数作品を展示する「アント・ファーム・プロジェクト」。着色した砂…

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