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東京 和のたくみ

(9)藍染め職人――高橋利至さん 伝統の「火消し半纏」 分かる人にしか分からない「しゃれっ気」

 住宅街を歩くと、古色蒼然(そうぜん)とした看板が突然、目に飛び込んでくる。江戸時代末期から、この地で藍染めの工場を営む紺屋の「高橋染工場(せんこうじょう)」(東京都大田区池上)だ。店の裏手には当時からの藍甕(あいがめ)が首まで砂に埋まり、口を開けている。「藍は機嫌がいいと、香りが強くなるんです」と、当主の高橋利至(としゆき)さん(55)。子供のころ、遊びに来た友達には「変なにおい」と言われたが、藍とともに育った高橋さんには、香りがあるのが日常だ。

 甕をかき混ぜると、ぶくぶくと音がして、底から泡が立ち上ってくる。表面に浮いたまま、すぐには消えない…

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