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旅するように生きてみたら~人生折り返し地点の選択~

第15回 40代で台湾に留学し、働き、生活していた日々のこと

台湾の南部にある高雄市。最近は、大陸の影響なのか空気が汚染されているとか。この丘は日本統治時代、憩いの場「高雄神社」があった場所。

「やっぱり私はここが好きだ」

 毎度のことながら、台湾に着いた途端、思う。

 今回やってきたのは、かつて留学していた大学院のゼミで講義をするためで、2年ぶりだろうか。時間がたつにしたがって、その“好き”は確信になり、「あんなに好きだったのに、どうして離れてしまったのだろう」と、別れた恋人を懐かしむ歌みたいに、切なくなってしまう。

 台湾で暮らしていたのは3年前まで、4年と数カ月の間だ。「日本社会について外から学んでみよう」と、国…

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有川真由美

有川真由美(ありかわ・まゆみ)作家、写真家。鹿児島県姶良市出身。熊本県立熊本女子大学生活科学部生活環境学科卒業、台湾国立高雄第一科技大学応用日本語学科修士課程修了。 化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など、多くの職業経験を生かして、働く女性へのアドバイスをまとめた書籍を刊行。46カ国を旅し、旅エッセイも手掛ける。著書はベストセラー「感情の整理ができる女(ひと)は、うまくいく」「30歳から伸びる女(ひと)、30歳で止まる女(ひと)」「仕事ができて、なぜかうまくいく人の習慣」(PHP研究所)他、「感情に振りまわされない―働く女(ひと)のお金のルール」「人にも時代にも振りまわされない―働く女(ひと)のルール」(きずな出版)、「好かれる女性リーダーになるための五十条」(集英社)、「遠回りがいちばん遠くまで行ける」(幻冬舎)など多数。韓国、中国、台湾でも翻訳される。内閣官房すべての女性が輝く社会づくり推進室「暮しの質」向上検討会委員(2014-2015)。日本ペンクラブ会員。

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