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こちらいきもの研究会

「あやかりたい」と石上神宮へ 「あるがまま」に飛躍を誓う

日本三大長鳴鶏の一種「東天紅」。境内に澄んだ高い声が響く=奈良県天理市の石上神社で、福家多恵子さん撮影

 年々、時の流れが早くなり、気付けば今年もあと1カ月。やり残したことを数えて焦っていても仕方ない。先のことを考えよう。来年のえとは「酉(とり)」。奈良県天理市にある石上(いそのかみ)神宮には、神様のお使いともされる、ありがたいニワトリが暮らすという。あやかりたいものだと会いに行ってきた。

 石上神宮は国内最古の神社の一つ。参道にはうっそうと常緑樹が茂り、ちらほらと交じる紅葉が木漏れ日を反射して光る。冷えた空気がすがすがしい。身の引き締まる思いで鳥居をくぐり、玉砂利に一歩踏み出すと、「コッケコッコ~~~~~」。10秒以上は続いただろう。高く澄んだ声が響き渡った。日本三大長鳴鶏(ながなきどり)の一種「東天紅(とうてんこう)」だ。

 近寄って見ると、首回りは光沢のあるオレンジ色。胸や腹は黒く、尾羽も立派だ。こんなに美しいニワトリがいたのかと感動した。縄で囲われた祓所(はらいしょ)には「烏骨鶏(うこっけい)」の集団も。白い羽毛がフカフカして温かそう。走り寄って来たのは、白黒カラーの「小国(しょうこく)」だ。体長50センチはありそうな堂々とした体格で、羽ばたく姿がとてもりりしい。

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