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我らがパラダイス

/320 十三 絶体絶命/50=林真理子 横尾智子・画

「えー、純子さん、火炎瓶を投げるつもりなの! まさか」

 山口の大声に純子はうろたえる。

「だって、やっぱりここまで来たら、そうしなきゃならない時もありますでしょう」

「そうですとも」

 立川は大きく頷(うなず)き、美しい老婦人の肩を叩(たた)いた。

「火炎瓶は相手に危害を与えるためだけじゃありません。オレたちはこれだけ本気なんだっていう気持ちを表すためにだって必要なんです。その時が来たら、純子さんにも投げてもらいますよ」

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